08、ストレスの肌への悪影響からくるたるみ8

■ストレスによる体の反応

 

仕事・人間関係・家庭のことなど、身の回りにはストレスとなる原因がたくさんあります。
それらのストレスを上手に発散できればよいのですが、なかなかそうもいかない時もあるでしょう。
そのような時はは、ストレスによって体に変化が起こります。

 

強いストレスを感じると脳の交感神経が興奮状態になり、副腎脂質ホルモンというストレスホルモンが分泌されます。
このストレスホルモンが分泌されると、体は血糖値を上げ、ストレスに対抗しようとします。

 

ストレスに対して体が抵抗をすることはストレスから体を守るための体の反応なので必要なことです。
しかし、その一方、免疫力が低下したり、血管が収縮したり、細胞の増殖が鈍るなどのマイナス面もでてきてしまいます。

 

 

■ストレスの肌への影響

 

ストレスホルモンが分泌され、免疫力が低下してしまうと、肌の新陳代謝が悪くなり、ターンオーバーが上手くいかなくなります。
ターンオーバーが上手くいかなくなると、古い角質が剥がれ落ちずに残ってしまうことになり、保湿力が弱ってしまい、肌荒れの原因になります。

 

また、ストレスホルモンの分泌は、男性ホルモンの分泌も促すため、皮脂が過剰に分泌することでニキビができやすくなったりします。

 

 

■ストレスと肌のたるみ

 

では、ストレスホルモンが分泌されると、どのようにして肌がたるんでしまうのでしょうか。

 

まず、強いストレスによりストレスホルモンが分泌されると、血管が収縮してしまうことから、酸素や栄養素が十分に各細胞に行きわたらなくなります。
栄養が不足すると、新たな細胞を作り出す力が衰えてしまうので、肌のターンオーバーにも悪影響があり、コラーゲンやエラスチンの再生力が落ちてしまいます。

 

さらに、ストレスにより体内に活性酸素が発生します。
この活性酸素は肌にある皮脂に結びつき過酸化脂質を作りだします。
過酸化脂質は、コラーゲンやエラスチンを変質させてしまうため、よい細胞が減ってしまう結果となり、それが肌のはりや弾力にも影響します。
コラーゲンやエラスチンの再生力の低下と細胞の変質は、肌のはりと弾力に直接悪影響を及ぼし、肌はたるんでしまうのです。

 

このように、ストレスという精神的なことからでも、肌へは悪影響を及ぼしてしまうため、その結果が肌のたるみという形で出てきてしまうのです。