02、たるみの原因は年齢によるコラーゲンの減少と質の低下2

■皮膚を支えるコラーゲンとエラスチン

 

皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の3層でできており、その下に脂肪組織と筋肉があります。
皮膚の3層のうち、真皮を支えている存在が「コラーゲン」と「エラスチン」です。

 

コラーゲンとエラスチンはタンパク質からできていて、真皮の7割を占めています。
コラーゲンは真皮を支える線維成分で、そのコラーゲンの線維と線維をつなげる役割をするのがエラスチンです。

 

これらは年齢を重ねていくと、細くなったり、あるいは切れてしまったりして、真皮を支えることが難しくなります。
支えるものがもろくなってしまった真皮はたるんでしまうため、肌がたるむという状況を作りだしてしまうのです。

 

 

■年齢と共に減少するコラーゲン

 

コラーゲンの合成量は、10代の頃にはとても盛んですが、20代に入ると低下してきます。
新しいコラーゲンの合成が衰えてくると、古いコラーゲンを含めたコラーゲンの総量は、30代半ばをピークに徐々に減少します。

 

そして、年齢と共に肌の新陳代謝が衰え、古いコラーゲンが分解されにくくなり、さらにコラーゲンが再生されない状態になり、全体のコラーゲン量も減っていくのです。
コラーゲンが減ってしまうと、コラーゲンの効果である肌の柔軟性や弾力性も少なくなり、たるみなどの現象が起きてしまいます。

 

 

■コラーゲンの「質」も重要

 

コラーゲンは年齢と共に減少していきますが、同時に新陳代謝の低下により、古いコラーゲンが分解されにくくなる状態が起きてしまいます。
この状態は、古いコラーゲンが分解されないと新しくコラーゲンが合成されないため、体内にあるコラーゲンの質を低下させることにつながります。

 

コラーゲンは他のタンパク質に比べ、代謝の速度が遅いと言われています。
古くなってしまったコラーゲンは、さらに糖質と結びつき、「糖化コラーゲン」に変質し、さらに分解されにくくなります。
また、紫外線や活性酸素などもコラーゲンの変質を起こす要因となります。

 

変質したコラーゲンはさらに代謝の速度が落ちるため、どんどん肌の新陳代謝が低下し、老化につながり、たるみなどの原因となるのです。

 

加齢によるコラーゲンの量の減少と質の低下は、肌の状態を悪くする原因となります。
年齢によるものを全て食い止めるのは難しいですが、悪化する速度を遅くする対策をとっていくことで、少しでもたるみなどを防ぎたいところです。